2014年08月06日
落石・落雷
今回の飯豊連峰「石転び雪渓」、夏山の暑さも雪渓の上では緩和。
青空と白い雲。
時間をかけながらも、石転び雪渓の雄大さを満喫。
登りに時間がかかったけれど、ここまではイメージ通り。
「石転び」の名前が示すように、両側の山からの落石がいっぱい。
当たれば大怪我。


梅花皮小屋の外で大休止。

当初は梶川峰の周遊コースを計画していたが、時間が足りない。
予定変更して、同じ道を引き返すピストンに。
北股岳

予定変更のおかげで多少余裕ができた。
いつものごとく、カップラーメンとドリップコーヒー。
くつろいでいる矢先、小屋の管理人さんからアドバイス。
「石転び雪渓下りるんだったらすぐ下りたほうがいいよ」
「雷が来る」
「梶川の沢が増水すると渡れなくなる(帰れない)」と。
「やばい」、素直にアドバイスを受け入れ、
コーヒーをペットボトルに移し、カップラーメンをジップ袋に入れて、即、下山開始。
雪渓上部の「草付き」付近で遠くから雷鳴。
雪渓を下るのと一緒に、雷もついてくる。
当初、帰路に予定していた「梶川峰」は雷雲の中、そっちも危険だった。
雪渓の淵を歩くと「落石」リスク、中央を歩くと「落雷」の標的に。
ピッケル、アイゼン、金目のものをいっぱい身に着けている。
怖いけど、運を天に任せるしかない。
何とか雪渓を下りきったところで大粒の雨、ドシャ降り。
とりあえず雨具で完全装備。
濡れと蒸れで暑苦しさが増す。
梶川が、上流のにわか雨で増水したらそこで足止めになる。
とにかく沢を渡るまで、休憩なしでノンストップで急ぐ。
梶川
来た時よりちょっと濁り?

何とか間に合いました。
ハラハラ、ドキドキだったけれど、渡り終えて結果オーライ。
上流の雨はそれほどでもなかったみたい。
お天道様に感謝でした。
青空と白い雲。
時間をかけながらも、石転び雪渓の雄大さを満喫。
登りに時間がかかったけれど、ここまではイメージ通り。
「石転び」の名前が示すように、両側の山からの落石がいっぱい。
当たれば大怪我。
梅花皮小屋の外で大休止。
当初は梶川峰の周遊コースを計画していたが、時間が足りない。
予定変更して、同じ道を引き返すピストンに。
北股岳
予定変更のおかげで多少余裕ができた。
いつものごとく、カップラーメンとドリップコーヒー。
くつろいでいる矢先、小屋の管理人さんからアドバイス。
「石転び雪渓下りるんだったらすぐ下りたほうがいいよ」
「雷が来る」
「梶川の沢が増水すると渡れなくなる(帰れない)」と。
「やばい」、素直にアドバイスを受け入れ、
コーヒーをペットボトルに移し、カップラーメンをジップ袋に入れて、即、下山開始。
雪渓上部の「草付き」付近で遠くから雷鳴。
雪渓を下るのと一緒に、雷もついてくる。
当初、帰路に予定していた「梶川峰」は雷雲の中、そっちも危険だった。
雪渓の淵を歩くと「落石」リスク、中央を歩くと「落雷」の標的に。
ピッケル、アイゼン、金目のものをいっぱい身に着けている。
怖いけど、運を天に任せるしかない。
何とか雪渓を下りきったところで大粒の雨、ドシャ降り。
とりあえず雨具で完全装備。
濡れと蒸れで暑苦しさが増す。
梶川が、上流のにわか雨で増水したらそこで足止めになる。
とにかく沢を渡るまで、休憩なしでノンストップで急ぐ。
梶川
来た時よりちょっと濁り?
何とか間に合いました。
ハラハラ、ドキドキだったけれど、渡り終えて結果オーライ。
上流の雨はそれほどでもなかったみたい。
お天道様に感謝でした。
Posted by bin at 06:26│Comments(4)
│飯豊・朝日連峰
この記事へのコメント
無事で下山できて何よりでした。
大雨になると渡れなくなる沢があるなんてさすが飯豊です。
天気ばかりの山行をやっているとつい濡れ対策がおろそかになります。
大雨訓練もないとね・・・なんてスミマセン。
私は歳のせいか濡れると体液の流れが悪くなり登れなくなることを知りました。靴と雨具を新調しました。
また飯豊の情報お願いします。
今度は花も。
大雨になると渡れなくなる沢があるなんてさすが飯豊です。
天気ばかりの山行をやっているとつい濡れ対策がおろそかになります。
大雨訓練もないとね・・・なんてスミマセン。
私は歳のせいか濡れると体液の流れが悪くなり登れなくなることを知りました。靴と雨具を新調しました。
また飯豊の情報お願いします。
今度は花も。
Posted by 鯛金 at 2014年08月06日 16:51
[鯛金]さん、こんばんは。
私も晴れ間狙いの登山です。禁断症状が出たときは無理をしますが。
今回は、梶川峰コースを断念した時点で、時間にも余裕ができました。
天気もまずまずということで、のんびり下ればいいやと思っていました。
ところが、管理人さんと会話で、状況が一変。
雪解けシーズンも、水量が増して、渡りきるのに苦労する沢。
「あり得る」ということで急ぎました。
雷が鳴る雪渓の上で、ピッケルを手に持つのが怖くて、
ピッケルバンドを最長に伸ばして、引きずりながら下りてきました。
落ちたら回避できる距離はないので気休めでしたが。
飯豊では、先日、遭難事故があったばかり。
フル装備なので、ビバークOKだけれど、音信不通では遭難扱いに。
頑張りました。
渡り終えたところで疲れがどっと出ました。
想定していない、なかなかできない体験でした。
何事もなかったように下山できてよかったです。
雨をセーブしてくれた、お天道様に感謝でした。
私も晴れ間狙いの登山です。禁断症状が出たときは無理をしますが。
今回は、梶川峰コースを断念した時点で、時間にも余裕ができました。
天気もまずまずということで、のんびり下ればいいやと思っていました。
ところが、管理人さんと会話で、状況が一変。
雪解けシーズンも、水量が増して、渡りきるのに苦労する沢。
「あり得る」ということで急ぎました。
雷が鳴る雪渓の上で、ピッケルを手に持つのが怖くて、
ピッケルバンドを最長に伸ばして、引きずりながら下りてきました。
落ちたら回避できる距離はないので気休めでしたが。
飯豊では、先日、遭難事故があったばかり。
フル装備なので、ビバークOKだけれど、音信不通では遭難扱いに。
頑張りました。
渡り終えたところで疲れがどっと出ました。
想定していない、なかなかできない体験でした。
何事もなかったように下山できてよかったです。
雨をセーブしてくれた、お天道様に感謝でした。
Posted by bin
at 2014年08月06日 19:41

気が気でない下山だったご様子、
伝わりました。無事でなによりでした。
夏はこれがあるから、昼ごろには行動を
終えるように心がけていますが、
割合早い時間の雷雲発生のようですね。
伝わりました。無事でなによりでした。
夏はこれがあるから、昼ごろには行動を
終えるように心がけていますが、
割合早い時間の雷雲発生のようですね。
Posted by 鶴天 at 2014年08月06日 19:52
[鶴天]さん、こんばんは。
梅花皮小屋で、沢の増水をアドバイスされたときは「まずいな」と思いました。
雷に当たる確率より、増水のリスクがとても高く感じました。
危険度は雷が圧倒的に高いけど。
梅花皮小屋で、沢の増水をアドバイスされたときは「まずいな」と思いました。
雷に当たる確率より、増水のリスクがとても高く感じました。
危険度は雷が圧倒的に高いけど。
Posted by bin
at 2014年08月06日 23:15
