2017年07月03日

尾瀬「至仏山」

尾瀬「至仏山」
至仏山途中からの尾瀬ヶ原の風景

昨日のブログの続き、尾瀬「至仏山」の話。

年始め、早々に計画を立てたのに山小屋の手配が遅れた。
5月初めの時点で、山小屋「至仏山荘」は満員。
泊まれない。

下界のビジネスホテル泊。深夜に移動開始。

尾瀬はマイカー規制中。
その区間、定期バスと乗り合いバスが運行。
始発が4:40。

鳩待峠からの登山開始が5:30。
ここまではほぼ想定通り。

想定外だったこと。
①10日ほど前、左足捻挫。
②GPS忘れ。
③アイゼン準備なし
④防寒用セーター車の中に

乗り合いバスの運転手さん、「至仏山に登る方々アイゼンもってますか?」というアナウンス。
「夏の尾瀬で必要なの?」
登山口で警察官が立っていて、持っていない人は通さないとのこと。
「準備していない」といったら、「朝早いから大丈夫かな」という回答。

バスに乗ったときは小雨。
「昨日のお客様はどしゃ降りだったですよ」と運転手さんの慰めの言葉。
バスの終点についた時点で、どしゃ降り。
車から降りたくない。

車の中で、雨具装着。

バスを降りて、至仏山の方向を見ると、山は雲の中。
登っても何も見えない可能性。

登山口にいたガイドさんとの会話で、至仏山登山は中止に決め。
尾瀬ヶ原散策も楽しめますよとアドバイスをいただき、その気に。

1時間ほど歩いて「山ノ鼻(至仏山登山口)」に到着。
途中、一瞬至仏山が姿の一部を見せてくれた。
それまでは、「尾瀬ヶ原散策」に傾いていたけれど、山を見たらまた変心。
土壇場で再度計画変更、当初の計画通り「至仏山に登ることに。



登山口に2人の警察官。早朝ながらキチッと立っていました。
バスの運転手さんが言ったように、「アイゼン持っていますか」の質問。
「持っていなければ通れません」と。
いろいろ会話を重ねて、「それではくれぐれも気をつけて」ということで通してもらいました。感謝!

久しぶりの雨具を着ての登山。
晴れとどしゃ降りの繰り返し。
途中は、登山路そのものが降った雨の「水路」に。
「沢登り」だったかなと勘違いするくらいの雨量。
尾瀬「至仏山」

時たま「晴れ間」が。
尾瀬ヶ原、燧ヶ岳が姿を現してくれました。
お天道様の気遣いに感謝でした。
尾瀬「至仏山」

標高を上げるとガスと風。
1つの目的だった「お花」も期待外れ。
ウスユキソウは最盛期だったけれど他の花々は存在感なし。
尾瀬「至仏山」

アイゼンはあった方が確かに楽だったかな。
尾瀬「至仏山」


今回の登山、ハンディキャップはいっぱいあったけれど、登れて良かった。




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Posted by bin at 23:28│Comments(2)山旅
この記事へのコメント
 しばらく山行きがないようでしたが
捻挫されていたのですか。治りかけている頃かと
思いますのでお大事にしてください。
 中旬頃~鳥海あざみ坂のシャクナゲを梅雨の
晴れ間に観れればなあ、、と。
(6月24日は滝の小屋~新山へ。車道が全線開通
でした)
Posted by 鶴天 at 2017年07月04日 19:06
[鶴天]さん、こんばんは。

「月山筍採り」も行かずに、安静にしていました。
そろそろ活動再開しようと考えています。
まだ不安は残っていますが。
Posted by binbin at 2017年07月04日 19:44
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