落石・落雷

bin

2014年08月06日 06:26

今回の飯豊連峰「石転び雪渓」、夏山の暑さも雪渓の上では緩和。
青空と白い雲。
時間をかけながらも、石転び雪渓の雄大さを満喫。
登りに時間がかかったけれど、ここまではイメージ通り。

「石転び」の名前が示すように、両側の山からの落石がいっぱい。
当たれば大怪我。





梅花皮小屋の外で大休止。


当初は梶川峰の周遊コースを計画していたが、時間が足りない。
予定変更して、同じ道を引き返すピストンに。

北股岳



予定変更のおかげで多少余裕ができた。
いつものごとく、カップラーメンとドリップコーヒー。

くつろいでいる矢先、小屋の管理人さんからアドバイス。
「石転び雪渓下りるんだったらすぐ下りたほうがいいよ」
「雷が来る」
「梶川の沢が増水すると渡れなくなる(帰れない)」と。

「やばい」、素直にアドバイスを受け入れ、
コーヒーをペットボトルに移し、カップラーメンをジップ袋に入れて、即、下山開始。
雪渓上部の「草付き」付近で遠くから雷鳴。
雪渓を下るのと一緒に、雷もついてくる。
当初、帰路に予定していた「梶川峰」は雷雲の中、そっちも危険だった。
雪渓の淵を歩くと「落石」リスク、中央を歩くと「落雷」の標的に。
ピッケル、アイゼン、金目のものをいっぱい身に着けている。
怖いけど、運を天に任せるしかない。
何とか雪渓を下りきったところで大粒の雨、ドシャ降り。
とりあえず雨具で完全装備。
濡れと蒸れで暑苦しさが増す。

梶川が、上流のにわか雨で増水したらそこで足止めになる。
とにかく沢を渡るまで、休憩なしでノンストップで急ぐ。

梶川
来た時よりちょっと濁り?




何とか間に合いました。
ハラハラ、ドキドキだったけれど、渡り終えて結果オーライ。
上流の雨はそれほどでもなかったみたい。
お天道様に感謝でした。




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