2007年09月04日
在来作物は生きた文化財
9/3の山形新聞に、「山形県の在来作物」に関する山形大学出版会刊行の
『どこかの畑の片すみで~在来作物はやまがたの文化財』の紹介記事が掲載されていました。
大学に問い合わせたところ、一般の本屋さんでも販売するとのことでした。
早速、買い求めました。
今、読んでいます。
単なる野菜としての紹介だけではなく、地域の伝統や文化とのかかわりにまで踏み込んだ
重厚な内容になっています(美味しい食べ方も)。
「山形県の宝物」に関心のある方、一読の価値はありそう。
お奨めです。
なお、研究会の調査では、現在山形県内で確認されている在来作物は130種以上とのこと。
※在来作物については、「生きた文化財」とか、「その地域で生きていくのに役立つ、
いわば知的財産を過去から未来へと伝えていく媒体である」という表現を使っています。